• 別居期間約7年で調停離婚が成立した事例

    婚姻期間約30年,離婚交渉を継続し,別居期間が約7年,離婚調停を申し立てた。
    長年,依頼人の離婚の意思は強固なものであったが,同時にここまでの婚姻生活への妻への感謝の気持ちも強く抱いていた。早期解決を目指して,妻の心情にも配慮した交渉の結果,依頼人名義の財産の約9割を妻に分与することなどで,調停離婚が成立した。

  • 特有財産たる土地上の夫婦共通財産たる建物について財産分与の対象とされた事例

    依頼人とその夫は30年以上の婚姻関係にあったが,夫から離婚を求められる。これを機に離婚することは良しとしても,最大の問題は夫の相続財産たる土地の上に夫婦共有財産たる建物(残ローン有)の財産分与の可否であった。多くは土地建物いずれも共有財産であることが多いところ,建物だけの評価は難しい判断であるが,そこで当事務所のネットワークを駆使し専門家にこのような建物の評価を依頼し,結果,当該建物及びその他の共有財産たるべきものあわせ700万円が依頼人に財産分与され調停離婚が成立した。

  • 不貞慰謝料として,請求金額200万円,相手方から全額一括で支払われた事例

    依頼人は結婚3年目,夫の不貞を疑われるラインを発見し,夫にこれを問い詰めたところ,不貞が発覚。離婚には至らなかったものの,依頼人は著しく精神的苦痛を受け,不貞相手へ慰謝料200万円を請求につき当事務所に依頼した。
    交渉の結果,相手方がこれを一括で全額支払うことに応じ,実際に200万円が支払われた事例。

  • モラハラ妻との離婚を成立させた事例

    依頼人と妻は,子を一人授かり,婚姻期間は約20年であった。婚姻生活では,妻から,日常的に「稼ぎが悪い」と侮辱され,自宅前に依頼人を侮辱する内容の貼り紙をされるなどのモラハラが日常的に繰り返された。
    依頼人が離婚を決意し,当事務所に依頼。
    離婚調停は不成立,離婚訴訟の提起。
    第一審では上記一連の妻のモラハラを裁判所に考慮され,離婚が認められ,相手方が控訴。控訴審でも離婚前提での勝訴的和解が成立し解決できた。

  • 元配偶者と不貞の相手方に対する慰謝料請求,及び元配偶者に対する財産分与・養育費(滞納分を含む)請求が認められた事例

    依頼人は,離婚時,元配偶者との間で慰謝料・財産分与・養育費について合意をしたが,履行されることがなかった。慰謝料請求について,粘り強く交渉をした結果,元配偶者と不貞の相手方から合計300万円の慰謝料を回収できた。また,財産分与請求調停では,約340万円程度,養育費請求調停では,滞納分を完済させ,将来分については,4年制大学卒業までの支払いを認めさせることができた事例。

  • 離婚時に親権取得を断念するも,後に親権者の変更が認められた事例

    離婚交渉から親権変更までの間,一貫して当事務所に依頼された。当初の離婚時,依頼人(男性)は,子に関して,元配偶者に親権を譲らざるを得なかったが,その後も依頼人の子を手元で養育したいとの想いが失せることはなく,数年経過後,親権者変更調停の申立をし,適切な対応をすることで最終的に親権者を元配偶者から依頼人に変更することが認められた事例。